暗号資産の税務について(番外編)

暗号資産と総称されていますが、最近は資金決済の手段以外にもブロックチェーン技術を活用したプログラム・システムが開発・運用されています。

今回は、そのうちの1つSTEPNについて

プログラム・システムについて、理解を深めるにはまずは「実践」です。 STEPNのオフ会が長野県小諸市の中棚荘(https://nakadanasou.com/)で開催されたので、私にSTEPNの操作を一から教えてくださる方々、暗号資産の税務経験豊富な税理士と参加してきました。

共通の目的を持った仲間が集まり、最新の情報技術の交換ができました。
参加された方は皆さん日々、運動・勉強をされている方で「明るく、元気で、素直な」方々でした。大変刺激を受けました。

この活動を通して、ブロックチェーン技術×地方創生の可能性を感じました。 新しいことへのチャレンジが、更に新しいチェレンジを創造しますね

STEPNを利用したら何故、確定申告が必要なのかについて、簡単に説明します。

暗号資産に関する税務相談の一つにSTEPNというNFTを利用したプログラムを利用して収入を獲得した場合の税務処理があります。

このSTEPNとは、ざっくり説明すると「歩いて稼ぐ」アプリです。

プログラミングの詳細は明らかにされていませんが、スマートフォンに搭載されているGPS機能、万歩計の機能などを利用して、歩いた速度、時間によって、STEPN独自のトークンを入手することができます。

この独自トークンが、日本円に換金できるため、利益を得た場合は確定申告が必要になります。STEPNのアプリの中ではより多くのトークンを取得する方法があり、そのために別のトークンを消化する必要があります。

まるで、キャラクター育成ゲームの用な感じです。
税務相談もゲームの中身がわからないと、税務処理もできません。

暗号資産対応の税理士として、できるだけ多くの暗号資産プロジェクトに関心をもちアンテナを張っています!